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本をめぐるエッセイ集『読書空間、または記憶の舞台』(風濤社)の巻頭に

詩篇「異国のホイットマン」が収録されています。

 

 

複数の著者による本をめぐるエッイが18本。巻末には「読書アンケート」が収録されています。わたしは詩を一編書いただけなので、全体像がどんな本なのか、出来上がるまでわかりませんでした。最後に収められた三浦清宏さんの「小島さん、済みませんでした」をまず読みました。目次で目についたのです。小島さんとは、亡くなった作家の小島信夫のこと。驚きました。ああ、面白かった。ご本人は気楽なお気持ちで書いたのかもしれないが、一生にただ一つしか書けない文章というものがあるとしたら、このようなものじゃないか。自分の関わった本なのに、しかも、まだこれしか読んでいないというのに、おかしなこととわかっていますが、言わせてください。こんな文章が入っているのですから、この本はとてもいい。

(小池昌代)

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