07/30
Thursday
百人一首の現代詩訳と解説に取り組んだ『口訳万葉集/百人一首/新々百人一首』(河出書房新社)が刊行されました。
百人一首は日本語の「井戸」だ。
一首一首、こんなに短いのに、覗きこむと深い深い。
手探りで求め続けると、その闇のような底から、
烈しい「詩」の飛沫があがり我が額を打った。
(小池昌代)
詩と音楽のための雑誌『洪水』(洪水企画)第16号に、小池が聞き手となり行った、作曲家・池辺晋一郎氏へのインタビューが掲載されています。
小池の詩をテキストにした池辺氏作曲の合唱曲『窓の声、光の声』は、
CD『Little by Little』(EXTON)に収録されています。
芸術新聞社のWebサイトにて連載中の小説『悪態』の第22回がアップされています。