07/14
Tuesday
百人一首の現代詩訳と解説に取り組んだ『口訳万葉集/百人一首/新々百人一首』(河出書房新社)が刊行されました。
百人一首は日本語の「井戸」だ。
一首一首、こんなに短いのに、覗きこむと深い深い。
手探りで求め続けると、その闇のような底から、
烈しい「詩」の飛沫があがり我が額を打った。
(小池昌代)
百人一首の現代詩訳と解説に取り組んだ『口訳万葉集/百人一首/新々百人一首』(河出書房新社)が刊行されました。
百人一首は日本語の「井戸」だ。
一首一首、こんなに短いのに、覗きこむと深い深い。
手探りで求め続けると、その闇のような底から、
烈しい「詩」の飛沫があがり我が額を打った。
(小池昌代)
●現代詩手帖・現代詩年鑑2014年(思潮社):
アンソロジー「おめでとう」(新潮社)の「あとがき」にかえて書いた詩「言葉」が再録
●ドイツの雑誌LICHTUNGEN136号/2013年:
『ことば汁』の中から「女房」が翻訳されました。
訳者は、イゾルデ・キーファー=池田さん。
●週刊朝日 2013.12.20月号/週刊図書館:
師岡カリーマ・エルサムニー『変わるエジプト、変わらないエジプト』(白水社)についての書評
●en-taxi 40 Winter 2014 :「オリンピックが来る気持ち」にアンケートを回答
「祝福」をテーマにしたアンソロジー詩集『おめでとう』(新潮社)が刊行されました。
祝福の詩を集めて、アンソロジーを作りました。誕生、卒業、婚約、結婚、季節の移ろい、人生の苦難や哀しみさえも、祝福のフィルターを通して、捉え直してみる。このアンソロジーはその小さな実験の場でもありました。雨があがり、新緑の季節。言葉よ、届け。(小池昌代)
※文芸誌『波』(新潮社)に、「祝福」についてエッセイを寄稿しています。
http://www.shinchosha.co.jp/nami/